File.10 最初のオイル交換 2006.01.28

効果の程はいかに。。

しゅわ号の慣らしは順調に推移し、1月初旬に2,000kmを超えました。
2006年1月28日現在2,300km、ここで第一回目のオイル交換をします。
通常、国産車は新車の場合1ヶ月点検などの無料点検がありますが、最近のBMWは法廷の2ヶ月点検のみのようです。
ちょっと不安ですが、それだけ最近の車はメンテフリーなのでしょう。
さらに、BMWは随分以前からオイルのロングライフ化を謳っており、オイルインスペクションのインジケータが点灯するのは25,000kmとなっています。
したがって、今回の交換もディーラー推奨の交換ではありませんので自己責任です。
ただ、この点を前々からディーラーさんには相談し、交換して調子が悪くなる事はないだろうということで、 精神的なリフレッシュもあり、エンジン、ミッション、デフオイルの交換をすることにしました。



まずはエンジンヘッドカバーのオイル蓋をはずします。



車をリフトで上げます。
E87はオイルの残量をセンサーで読み取るため、
オイルゲージがありません。
したがって有無無くエンジンオイルは下抜きです。


E87の下回りは徹底的にフラッシュサーフェース化が進んでおり、
下回りの出っ張りは殆どありません。
その代わり、アンダーカバー類が下回りを覆っているので、
メンテ時はカバー類を外さなければなりません。
オイル交換だけならアンダーカバー1枚、ミッションオイルも交換なら
2枚のカバーを外す必要があります。


2枚のカバーを外すとこの通り。
フロントの美しい下回りが現れます。 (^^)



順番にオイルを抜きます。
それぞれのドレンボルトの位置はここです。


まずはエンジンオイルを抜きます。

結構黒く見えますね。
やはり、慣らし段階のエンジンはスラッジが
たくさん出るのでしょうか。。


っとペーパーに吸わせて色を見てみると、
以外と汚れていませんね。

完全に抜けるまで10分程放置し、
抜けきったらドレンボルトを戻します。

 


新しく入れるオイルはこれ。
Moblil 1 0w-40
輸入物のオイルですが何しろ激安。
気に入ったら買い溜めておこうかと思うほどです。
純正のカストロール製オイルは5W-30ですが、
ディーラーに確認したところ、0W-40でも全く問題なしとのこと。
N52エンジンは6.5Lのオイルが必要ですので、
1本1クォートのオイルを7本使用しました。


次にミッションオイルのドレンボルトを外します。

 


ミッションオイルはこの通り殆ど汚れが見えません。
やはりMTに慣らしということもあり、
丁寧にシフトしていることが功を奏しているかも?

 


殆ど無色透明??


ディーラーに用意してもらったミッションオイルはこれ
MTFを書いてあるところを見ると、
最近のMT車はE36M3の頃のようにATFを入れるのではなく、
専用のMT用オイルを用意しているようですね。

 


いろいろラベルに書いてありますが、
規格については一切記述がありませんでした。
アップにするとこんな感じ。。
M3という文字も見られます。


さて、最後にデフオイルですが、ここで問題発生!
デフオイルのドレンボルトは見えるのですが、
注入口となるボルト穴がありません。
手探りで探してもらいましたが無さそう。。
どうやら、基本的にメンテナンスフリーなので、
オイル交換だけ行なうことを想定していないのではとのこと。
カバー外して云々になると、工賃も嵩みそうですから、
今回は交換手順が正式に判明するまで
デフオイル交換を延期することにしました。

まあ、デフオイルは量も少ないですし、不具合も無いので、
当分このままでも良いのですけれどね。

 

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